和歌山の大学病院看護師求人データ
こちらでは、和歌山県内で漢方を治療に取り入れている大学病院の求人情報をご紹介します。
漢方外来がある和歌山県内の大学病院
近年、日本全国の大学病院が漢方専門外来・東洋医学外来・和漢診療科といった名称の診療科を相次いで設置しています。
一種のブームのようになっているわけですが、これも統合医療の重要性にスポットライトが当たっているからこその風潮といえるでしょう。
特に関東地方で顕著になっており、東京医科歯科大学附属病院の漢方外来、慶應大学医学部附属病院の漢方クリニック、千葉大学医学部附属病院の和漢診療科など日本屈指の大学病院がどんどん漢方系の外来を開設しているのです。
この風潮は近畿でも確実に広がっており、大阪大学医学部附属病院や京都府立医科大学附属病院などがやはり漢方外来を設置しました。和歌山でも、和歌山県立医科大学附属病院が漢方外来をはじめています。
こうした大規模病院で働くことは大きなスキルUP&キャリアUPのチャンス。
先進医療・マイナー診療科目の仕事に触れたり、脳外科・心臓血管外科などの高度な手術に携わるオペナースとして働けたり、一般的な総合病院では得られない経験を多く得ることが出来ます。
こちらでは、そんな大病院の代表格である大学病院について扱っていきたいと思います。それでは、和歌山県の大学病院について細かく見ていくことにしましょう。
和歌山県立医科大学サテライト診療所本町
●住所:和歌山県和歌山市本町2-1フォルテワジマビル5F
●主な診療科目:内科・リウマチ科・リハビリテーション科・皮膚科・美容皮膚科
●漢方への取り組み:内科で漢方外来を実施
和歌山県立医科大学のサテライト診療所本町では、西洋医学の観点から行う治療だけでは治癒・改善が見られないケースについて漢方専門医が診察しています。1人ひとりの病状・体質を踏まえ、もっとも適した漢方エキス薬を処方しているとのこと。主に、月経痛・更年期障害・胃腸障害・肥満・自律神経失調症を対象としているそうです。 週に3回は漢方専門医が診察にあたっており、漢方を活用する医療機関で働きたい看護師さんにはピッタリの職場といえそう。他にも糖尿病外来・循環器外来・老年外来・膠原病外来など専門外来を多く設置しているので幅広い経験が積めると思います。
和歌山県立医科大学げんき開発研究所
●住所:和歌山県和歌山市本町2-1フォルテワジマビル5F
●主な診療科目:漢方・運動療法・温泉療法・観光療法etc.
●漢方への取り組み:漢方を含めた統合医療の研究
こちらの研究所では、運動療法・食事療法といった医食同源あるいは全人医療といった観点から注目を浴びている治療法について研究しています。サテライト診療所本町と連携して管理栄養士による栄養指導を行ったりと、医療機関としての役割も果たしているのが特徴。 他に、日本の伝統的な民間療法である湯治に着目しており、温泉療法の研究にも積極的です。さらに観光医学と称して自然環境の中で過ごすことによる健康への好影響についても研究対象にしているとのこと。観光療法士という県立医科大学オリジナルの認定制度も用意しているそうです。 ちなみに県立大学附属ということで、ここで働く場合には県職員の扱いになります。そのため、県立大病院関連施設の看護師は当然、公務員待遇を受けられるということです。
大学病院は数が限られているので興味のある大学病院についてはひとつひとつ深く調べるのがおすすめです。